ギブソン ハミング バードの評判は?ダブやJ-45との違いもわかりやすく紹介

「ギブソン ハミング バード 評判が気になるけど、実際はどんなギターなんだろう?」
「ハミングバードとJ-45の違いって何?どちらが自分に合っているのかな?」

こんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

ギブソン ハミングバードは、その美しいデザインと独特の音色で、世界中のギタリストに愛されているギターです。しかし、「鳴らない」という評判やJ-45との違いについて迷うこともあるかもしれません。さらに、1970年代のモデルの特徴や値段の違い、愛用者が誰なのかも気になるところでしょう。

この記事では、ギブソン ハミングバードの評判や特徴、J-45との違い、そしてハミングバードを使用する有名人について詳しく解説します。ギター選びで迷っている方や、ギブソンのギターに興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

記事のポイント
  • ギブソン ハミングバードの特徴や音色について理解できる
  • J-45との違いや選び方のポイントを把握できる
  • ハミングバードの値段やヴィンテージモデルの価格帯を知ることができる
  • ハミングバードを愛用するアーティストや、鳴らないという評判の真偽を確認できる
目次

ギブソン ハミング バード 評判とその魅力

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  • ギブソン ハミングバードの特徴とは?
  • ハミングバードとJ-45の違いは?
  • ハミングバードの値段と価格帯
  • ハミングバードは鳴らないという評判は本当か?

ギブソン ハミングバードの特徴とは?

ギブソン ハミングバードは、1960年にギブソンが初めて発表したスクエアショルダー型のアコースティックギターです。その最大の特徴は、美しいデザインと高い汎用性です。特に、ピックガードに描かれたホバリングするハチドリの絵は、視覚的なインパクトが強く、ギター自体がアート作品のように感じられます。

音色に関しては、ハミングバードは「ハニートーン」と呼ばれる、甘く柔らかな響きが特徴です。この音色は、しっとりとしたアルペジオや、力強いストロークの両方に対応でき、幅広いジャンルで活躍します。特に、フォークやロックの弾き語りに向いており、低音の豊かさとバランスの取れた中音域が、歌声を引き立てます。

また、木材にはシトカスプルースとマホガニーが使用されており、これによって暖かみのある音色が実現されています。さらに、L.R.Baggsのピックアップが搭載されているモデルもあり、エレアコとしてもステージで即戦力となるでしょう。このため、アコースティックギターを探している人や、演奏の幅を広げたい人には理想的なギターです。

ハミングバードとJ-45の違いは?

ギブソン ハミングバードとJ-45は、共にギブソンの代表的なアコースティックギターですが、いくつかの明確な違いがあります。まず、ボディシェイプが異なり、ハミングバードは「スクエアショルダー」、J-45は「ラウンドショルダー」と呼ばれる形状を持っています。ハミングバードのスクエアショルダーは肩幅が広く、音に力強さを加え、低音域が豊かに響くのが特徴です。対して、J-45のラウンドショルダーは、より滑らかでナチュラルな音の広がりが得られます。

次に、音色にも違いがあります。ハミングバードは、広いボディと厚みのあるバックブレイシングが影響し、音が柔らかく広がりやすいのが特徴です。これに対して、J-45は「ワークホース」として知られ、音の塊がまっすぐ飛んでいくような力強さと、ストロークでの歯切れの良さが魅力です。そのため、ロックやフォークなど、エネルギッシュな演奏に向いています。

見た目の違いも重要です。ハミングバードは、鮮やかなチェリーサンバーストのカラーと、独特のピックガードデザインが特徴的で、華やかで目立つルックスを持っています。一方で、J-45はシンプルで控えめなデザインが好まれ、「シンプル・イズ・ベスト」を体現しています。

このように、ハミングバードはビジュアル面や柔らかい音色を求めるプレイヤーに、J-45はシンプルさと力強いサウンドを求めるプレイヤーにそれぞれ適しています。

ハミングバードの値段と価格帯

ギブソン ハミングバードの価格帯は、モデルや状態によって大きく異なります。新品のハミングバードの価格は、通常40万円前後が相場です。具体的には、スタンダードモデルの「ハミングバード VCS(ヴィンテージチェリーサンバースト)」が約40万円となっており、限定モデルや特別仕様のものはこれよりも高額になることがあります。一方、入門者向けに少し手頃な価格設定の「ハミングバード スタジオ」では、20万円程度で購入することが可能です。

中古市場では、ヴィンテージのハミングバードも多く出回っており、1960年代のモデルは状態により50万円以上の高値で取引されることもあります。一方、1970年代以降のモデルでは、30~40万円程度で購入できることもあり、年代や保存状態によって価格に幅があります。ヴィンテージモデルには特有の「枯れた音」が魅力とされ、高額でも購入を検討する価値があるとされています。

ハミングバードは、その美しいデザインと優れた音質から、プロのミュージシャンにも多く愛用されており、価格に見合った価値があるギターと言えるでしょう。

ハミングバードは鳴らないという評判は本当か?

「ハミングバードは鳴らない」という評判が一部で見られることがありますが、これにはいくつかの要因が考えられます。まず、ハミングバードの音色は、他のギブソンギターと比べると柔らかく、音の広がりが特徴です。そのため、強いアタック感や、鋭い音を求めるプレイヤーには「物足りない」と感じられることがあるかもしれません。これは音が「鳴らない」と表現される一因です。

一方で、ハミングバードはしっかりと調整され、適切に演奏されれば、十分に豊かで響きのある音を出します。特にストロークで弾いた際の音の広がりや、バランスの取れた低音・中音域は、多くのギタリストに評価されています。弾き手のタッチや弦の選択によってもサウンドが変わるため、「鳴らない」という評価は、楽器の調整不足やプレイヤーの好みに左右される部分も大きいです。

もし「鳴らない」と感じる場合は、ギターの調整や弦の交換を試してみることで、より理想的なサウンドを引き出せる可能性があります。また、弦の種類やピックアップの調整もサウンドに大きく影響を与えるため、これらも考慮すると良いでしょう。

ギブソン ハミング バード 評判とアーティストの使用例

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  • ギブソンハミングバードの愛用者は誰ですか?
  • ハミングバードを使っている有名人は?
  • ハミングバードとダブの違いは何ですか?
  • ギブソン ハミングバード 1970年代モデルの特徴とは?
  • Gibsonのギターを使っているアーティストは?

ギブソンハミングバードの愛用者は誰ですか?

ギブソンハミングバードは、その美しいデザインと独特の音色から、数多くの著名なアーティストに愛用されています。特にフォークやロックのミュージシャンの間で人気が高く、弾き語りに適したギターとして知られています。

代表的な愛用者としては、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズとミック・ジャガーが挙げられます。彼らは、ハミングバードの力強くも繊細な音色を活かし、数々の名曲でこのギターを使用しています。また、ジョン・レノンも愛用しており、ハミングバードは彼の楽曲制作において重要な役割を果たしました。

さらに、日本のアーティストでは、コブクロの小渕健太郎や福山雅治、ゆずの北川悠仁などもハミングバードを愛用しています。これらのアーティストたちに共通するのは、ハミングバードの温かみのある音色と、歌の伴奏としての優れたサウンドバランスです。

ハミングバードを使っている有名人は?

ハミングバードは、その視覚的なインパクトと音質のバランスから、幅広いジャンルの有名人に使用されています。特に、フォークやロックの分野で多くのアーティストに支持されていることが特徴です。

たとえば、世界的に有名なギタリスト、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)は、ハミングバードを使用してパフォーマンスを行っています。また、ジャニス・ジョプリンやトム・ヨーク(レディオヘッド)といったアーティストも、ハミングバードの豊かな響きと力強いサウンドに魅了されてきました。

日本では、忌野清志郎や長渕剛といったフォークシンガーが、ハミングバードをライブやレコーディングで頻繁に使用しています。これらのアーティストは、ハミングバードの柔らかな低音と力強い高音を活かし、独自の音楽表現を行っています。

このように、ハミングバードは多くの有名人に選ばれ、愛され続けるギターとして高い評価を受けています。

ハミングバードとダブの違いは何ですか?

ギブソンのハミングバードとダブ(Dove)は、どちらもギブソンが誇るスクエアショルダー型のアコースティックギターで、見た目やサウンドにいくつかの共通点がありますが、いくつかの違いが存在します。最も大きな違いは、使用されている木材です。ハミングバードはトップにシトカスプルース、サイドとバックにマホガニーを使用していますが、ダブはトップにシトカスプルース、サイドとバックにメイプルを使用しています。この木材の違いにより、サウンドのキャラクターが異なります。

ハミングバードは、暖かく柔らかい音色が特徴で、特に中低音が豊かで、バランスの取れた響きがあります。一方、ダブはメイプルの影響で、より明るく、クリアで煌びやかな音色を持っており、音の立ち上がりも早いです。これにより、ダブはよりはっきりとした音を求めるプレイヤーに向いています。

また、外観のデザインも大きな違いの一つです。ハミングバードのピックガードにはホバリングするハチドリが描かれており、ダブには平和の象徴である鳩が描かれています。このデザインの違いも、ギター選びにおいて多くのプレイヤーに影響を与えています。

ギブソン ハミングバード 1970年代モデルの特徴とは?

1970年代のギブソン ハミングバードは、いくつかの仕様変更が行われたことで、60年代モデルとは異なる特徴を持っています。まず大きな違いは、1970年代前半において、ネックの構造が変更された点です。それまでの1ピースのマホガニーネックが、3ピースのマホガニーネックへと変わり、さらに1970年代中盤以降は3ピースメイプルネックが採用されることもありました。これにより、60年代モデルと比べて音の響きや強度が異なることがありました。

サドルにも変更が加えられており、60年代のハミングバードはアジャスタブルサドル(弦高を調整可能)が標準装備でしたが、1970年代には通常のサドルに戻されました。これにより、音のジャキジャキ感が減少し、よりバランスの取れたサウンドが得られるようになりました。

デザイン面でもいくつかの変化があります。ピックガードやブリッジのデザインが変更され、全体的によりモダンな印象を持つようになりました。また、1970年代後半のモデルでは、チェリーサンバーストだけでなく、ナチュラルカラーも見られるようになります。このため、ヴィンテージ市場では、1970年代のハミングバードは60年代モデルと比べて若干評価が下がることがあり、価格も比較的手頃になっています。

このように、1970年代のハミングバードは、細かな仕様変更を経て、サウンドや見た目において独自の特徴を持つモデルとなっています。

Gibsonのギターを使っているアーティストは?

Gibsonのギターは、その優れた品質と独特の音色から、世界中の著名なアーティストに長年愛用されています。特にエレキギターとアコースティックギターの両方で、Gibsonは多くの音楽ジャンルで高く評価されています。

まず、エレキギターの代表モデル「レスポール」は、ロックの伝説的ギタリスト、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)やスラッシュ(ガンズ・アンド・ローゼズ)に愛用されています。レスポールは、その厚みのあるサウンドと、ソロプレイにおける切れ味の鋭い音が特徴で、ハードロックやメタルシーンでもよく見られます。

一方、Gibsonのアコースティックギターを使用するアーティストとしては、ボブ・ディランやジョン・レノンが挙げられます。特に、ボブ・ディランは「J-45」を、ジョン・レノンは「ハミングバード」を愛用しており、彼らのフォークやロックの名曲にGibsonのアコースティックサウンドが欠かせません。

日本のアーティストでは、吉田拓郎や斉藤和義、奥田民生などがGibsonのアコースティックギターを使用しており、特にライブパフォーマンスやレコーディングでその存在感を発揮しています。

このように、Gibsonのギターは多様なジャンルのアーティストに使用されており、ロックやフォーク、ブルースなど、幅広い音楽スタイルに対応できる万能な楽器です。

ギブソン ハミング バードの評判は?ダブやJ-45との違いを総括

記事のポイントをまとめます。

  • ギブソン ハミングバードは1960年に発売されたスクエアショルダー型のギターである
  • ピックガードに描かれたハチドリのデザインが特徴的である
  • ハミングバードの音色は「ハニートーン」と呼ばれる甘く柔らかな響きが特徴
  • 幅広いジャンルで使用され、特にフォークやロックに適している
  • 使用木材はシトカスプルースとマホガニーで、暖かみのある音を生み出す
  • L.R.Baggsのピックアップを搭載したエレアコモデルも存在する
  • ハミングバードとJ-45は、形状や音色で異なる特徴を持つ
  • J-45はラウンドショルダー型で、音の塊がまっすぐ飛ぶような力強さがある
  • ハミングバードは音が柔らかく広がり、低音域が豊かである
  • ハミングバードの新品価格は約40万円、中古市場では30〜50万円ほどで取引される
  • ハミングバードは「鳴らない」と感じるプレイヤーもいるが、調整次第で改善可能
  • キース・リチャーズやミック・ジャガーなどの著名なアーティストが愛用している
  • ハミングバードとダブは、使用木材とサウンドのキャラクターが異なる
  • 1970年代のハミングバードは、ネックやサドルの仕様が変更されたモデルである
  • Gibsonのギターは、ボブ・ディランやジョン・レノンなど、幅広いジャンルのアーティストに愛用されている
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